『リアル芥瑚の集い・トライアル』
議事録。

リアルのご参加

お電話でのご参加

梓さま  篁さま  ひなたさま 
ありあさま  ハナさま  （管理人）

ご○さま  ヨウ香さま  榊さま
杏さま  水蓮さま  はちみつさま
沙羅さま  たまさま

―ご挨拶―

   ごきげんよう、でございます。マドモアゼル方。
   かつて『サロン・ド・芥瑚』の議事録で、「いつかリアルの集いがあれば…」 などとうっとり書いた管理人は、わずかその三ヵ月後、それが、現実に、開催の運びになるとは予想だにしておりませんでした。
   まこと「馬には乗ってみろ、人には添ってみろ」の諺どおりなのですね…。（←は？）

   開催に当たり、BBSで皆さまにお呼びかけ申し上げたところ、東京及び近郊から２名のマドモアゼル、関西からなんと３名のマドモアゼルがリアルでのご参加表明。さらに北海道から九州までの各地域にお住まいの芥瑚方が８人も、お電話でご参加下さいました。

また秋田のレイディからは銘酒を３種も、愛知のセニョリータからはえび尽くしのおせんべい、福岡のフロイラインからは夜明けの珈琲＠拙宅の二次会用をわざわざお送り頂き、当初予想もしなかった賑わいとなりました 。
   何とお礼を申し上げればよいのか、皆さま…！（涙とともに伏礼）
　

初の華やかな集いを記念し、また閲覧のマドモアゼル方にもこの喜びと当日の空気を分かち合って頂きたく、ここに謹んで議事録をお送りする次第でございます。
　

―議事録―

開催が近づいた９月初め、お集まりの方々にもエレガントに楽しんで頂ける雰囲気の良いところを…と、知っている中から無意識に選んだお店の場所は歌舞伎町でした。――もうちょっと、何とかならなかったものか。自分よ…。

そして、電話で入れた予約名は「天山」。

入り口でこの名前を名乗る照れくささを、マドモアゼル方にも分かち合って頂こうと思ったのですが、何を隠そういちばん恥ずかしかったのは、予約を入れた本人です。

そして当日。お店に行ってみたらば、「予約はキャンセルになっている」とスタッフは仰る。

…もう一度言うてみなはれ。

「二回お電話して確認しましたが。誰が、いつ、どんな風にキャンセルしました？」と静かに申し上げたところ、お店の方は大変慌てられ、ファースト・ドリンクは無料となりました。…分かればよろしい。

そうこうする内に、続々と芥瑚方が麗しいお姿を現され、和やかな挨拶とともに席についてゆかれます。

まずはお店の前で偶然お逢いした梓さま。（上記の一部始終を横でご覧になられました…（汗）） そして、ありあさまがさらりとお越しです。続いて颯爽とひなたさまのご登場。駅東口からのお電話とともに、ハナさまが愛らしくおいでの後、篁さまが締めくくりで席におつきになられました。

「初めまして」なのに初対面のような気がしなかったのは、蓬莱の捨身木とでも呼ぶべきBBSでの楽しい会話を通して、女怪同士の絆が深められていたからなのでしょうか。（いえ、管理人はその女怪に仕える麒麟なのですが）
   かくして９月１９日（日）の午後６時、『リアル芥瑚の集い・トライアル』は華やかに開幕したのでした。

のっけから、集いは大変賑やかでした。

テーブルの端に座った管理人のお隣にはハナさま、その横に梓さま。その向かいにはありあさま、お隣にひなたさま。そして管理人の向かいには篁さまが。

お送り頂いた「純米貴醸酒」（＝お酒で仕込んだお酒、という、まさに蓬山純粋培養の台輔です）で乾杯の後、天山酒造（笑）の「七田」でさらに乾杯。ウォッカあり、古酒あり、の満漢全席です。

途中一回の席替えを経て、会話はもうエンドレス。留まることを知らないとはまさにこのこと！

もう何をどうお話ししたか、という詳細を記すのは到底不可能ゆえ、予想を遥かに越えてこの上なく楽しかったという一言に力を込めて、こう申し上げたく存じます。

６時間では、短すぎる。

盛り上がる会席の合い間を縫って、最初のお電話が鳴ったのが一時間を過ぎた頃。それからはもう、ふたつの携帯電話は６つの手を順番に回され、そこから離れることがありませんでした 。

これまでBBSでお目にかかるだけだった方々のお声をじかに聞く、この喜びときたら！

その場においでの芥瑚方が本当に楽しそうに言葉を交わされている様子を拝見する、この胸のときめきときたら！！

あえて表現するならば、これは限りなく恋に近いものがございます。…と申しますか、 これが恋でなくていったい何でしょう？

ああ、皆さま。もうこの感動を語る言葉を、管理人はついに持ち得ません…（突っ伏して号泣）。

ですがひとつだけ、予測もしなかった事態が。

――携帯電話ふたつのバッテリーが、早々に切れました。

出掛けにフル・チャージしてきたはずなのに！ メインに加えてサブもご用意したのに！！

休む暇もない酷使に力尽きたのか、 はたまた会話のエネルギーに寿命より早く電源が枯渇したのか。

芥瑚方の深く大きな愛に、文明の利器が敗北した瞬間でした。

   それぞれの方にお話ししたかったことの３分の１も口にできなかったとか、麒麟なのにお酌をするよりして頂く回数の方が多かったとか、反省点は多々ございますが、それにもまして悔やまれるのは、あれほど練習した伏礼をご披露する機会を逸したことです。
   すぐ脇のフロアには地下照明でライトアップされた一角があり、「するならあそこしかない…」と横目で見定めていたのに！
   次回の開催でのご披露を目指し、ますます精進に励みたいと思います。（←真剣です）

そして、いくら飲んでも滅多に酔わない管理人は、気づいておりました。お店のスタッフの方が真顔で後方の影に控え、揉み手せんばかりにこちらを見守っていたことを。

酒豪の常として、食べはしないが飲みはする芥瑚方ばかり。しかもそのお酒はほとんどが持ち込みです。元が取れないどころか、店側としては、およそ想定しうる限り最も悩ましい客だったのではないでしょうか。
   帰り際、にっこり笑って次回割引クーポンを受け取り、「お騒がせいたしまして♪」と店を後にした管理人は、繁華街のど真ん中で思いました。――歌舞伎町を選んだのは正解だったかも知れない。
   しかしこの世にまたひとつ、顔向けできない店が増えてしまったと。

残暑の熱をはらみつつ、９月の深夜の空気はどこか涼しゅうございました。

あ、そこのタクシー、吉祥寺の拙宅＠二次会場所までプリーズ！

―謝辞―

お電話で参加下さったマドモアゼル方。

貴重なお酒とともに、お電話でもウィットに富んだお言葉を下さったご○さま。

お電話越しに、これからの楽しい計画をこっそり色々とご相談したヨウ香さま。

博多から二度に渡り、お電話で優しく穏やかなお声をお聞かせ下さった杏さま。

時折混じる大阪言葉が、やはりこの上なくチャーミングでいらした、はちみつさま。

研修旅行中にも関わらず、追っ手を振り切り某所から（笑）お電話下さった水蓮さま。

次回大阪での集いをしかとお約束して、涙ながらにお別れした、たまさま。

はるばる北の国から、楽しい会話と涼やかなお声を届けて下さった榊さま。

そしてお声を逃したばかりに、管理人が一方的な憧憬を深めた、沙羅さま。

リアルでおいで下さった芥瑚方。

宴の席に、柔らかいフェミニンな空気を添えて下さった梓さま。拙宅の台所でお料理に励んで下さる後ろ姿に、管理人は何度か真剣にプロポーズを検討いたしました。

ほっそりしたお体のどこに…！と驚くほど、おいしそうにお酒を召し上がっておられたありあさま。酒の席の出来事は、すべて蝕が流し去ったとご安堵下さい（笑）。

ご就職が決まり、遠路はるばる大阪からいらして下さったハナさま。やはりイメージどおり、可憐な花のような愛らしさでいらっしゃいました。（お土産の和菓子も、ありがとうございました…）

手ぶらで来たから、とご自分にリボンを巻かれ、自らプレゼントと化して下さったひなたさま。大阪魂の真髄を拝見いたしました。（その後、うっかりそのまま帰られそうになったとか、ならないとか）

そして拙宅の玄関口までいらしたのに、早朝から出張だから、と驚天動地のフェイントを見せて、折り返しのタクシーであざやかに去っていかれた篁さま。……惚れ直しました。

そして、閲覧下さっていたすべてのマドモアゼル方。

なんと次回の計画が立ち上がりつつあります（笑）。おそらく来年関西で、ということになりそうなのですが、その際には是非、ちょっとだけ勇気を出して、ひとりでも多くの方がご参加下さることを、管理人は心から願っております。

次回は、『リアル芥瑚の集い・大阪の陣』。

なお、遠方にお住まいのマドモアゼルが上京の際には、臨時の速攻で「プチ・集い」が開かれる可能性が大です。どうぞお声をおかけ下さいますよう…。

ちなみに北海道での開催は、『同・北の国から』。九州ですと、『同・博多どんたく』と相成ります。（←今さらではございますが、ネーミング･センスについては平にご容赦を…）

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改めまして、皆さま。

予想もできなかったような素晴らしい一夜をお与え頂き、本当にありがとうございます。まさか現実にこんなことが可能だとは、考えてみたこともありませんでした…。

宴が終わってしまった今でも、何だか夢のような心地がいたします。コミュニケーションの形に限りはないのだと、しみじみ喜びを噛み締める管理人はやはり麒麟でございました。

開設してまだようやく半年を過ぎたばかりの拙宅に、これほど多くの優しい手をさしのべて下さるすべての皆さまに、何よりも深くお礼を申し上げたく思います。

どうぞこれからも、末永いお付き合いを…。

そしてすぐ、次の機会に再びお目にかかれることを、心から楽しみにお待ちしております。

合言葉は、「ごきげんよう」（笑）。そしてどうかその日まで、どちらのマドモアゼルもすこやかに麗しく、ご健勝であらせられますよう。

深い感謝とともに

天山慶路・暁子 拝

 2004年9月20日