「蓬莱芥瑚生息調査・リターンズ」
報告書

◆ 概要 ◆

期間：　2010年7月2日-10月2日
総投票数：　1,873     総コメント数：　710

質問数：　計７問　（投票ボード形式・任意のコメント）
　

各質問の設置期間は基本的に１週間とし、広い範囲をカバーする大きな設問の場合には、倍の２週間を取った。
設問の内容は、定点観測的な見地から、前回・前々回調査と同じものを幾つか。それに加えて新しい質問を用意して、推移を見ながら状況に応じた設問を行った。

◇前回：　蓬莱芥瑚生息調査・番外編　（２００６年９月）
◇前々回：　蓬莱芥瑚生息調査　（２００５年１１月）
　

◆ 序文 ◆
　

煩悩とは不死鳥の如く、日々再生をくり返す生き物である。いわんや女怪の愛をや。

前回の調査、２００６年９月『蓬莱芥瑚・生息調査／番外編』から早４年。
その間には、当サイトをご訪問下さる芥瑚方の来歴・嗜好・煩悩にも、当然の如くさまざまな変化が生じていることであろう。ならばここで一発 、再調査という名の夏祭りを！

…というきっかけでさっくり始まった本調査は、はからずも当サイト史上最大の調査企画となった。 事前にそうと分かっていれば、これほどさっくり実行に踏み切ったか定かではない……が。
今となってはすべてが過ぎたことである。

翻ってジャンルを見るに、この数年も新刊の兆しはなく、目立った拡大傾向も見られない。従って、本調査もまた、前回に比べてかなりの小規模になることが予想された。
にもかかわらず、蓋を開けてみれば各質問とも前回と同数レベル…どころではなく、質問によっては６０−７０％増という驚くべき回答率の伸びを示した。また、単に質問に対する回答という枠を越えた豊かな発想のコメント群に至っては、驚異と脱帽というより他に言葉がないほどである。
百年に一度の酷暑となったこのひと夏は、虚海を越えてお寄せ頂いた芥瑚方の愛の故をもって、文字通り忘れ難い季節となった。

『蓬莱芥瑚生息調査・リターンズ』と銘打った本調査は、飛び入り的クエスチョンを含め、設問は計７つ。投票ボード形式・任意のコメント付回答により寄せられた女怪の愛、その深さと広がりを、分類・分析とともに次頁よりご報告申し上げたい。