Notes雑記など。 |
―――――― February 2004 ――――――
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2004/02/29 皆さま、こんにちは。 お蔭さまを持ちまして、サイト開設からぴったり一ヶ月。カウンターが５桁に達しました。１００００人とは…（嘆息）。おひとり一粒の真珠を落として下さったと仮定して、ミキモトも真っ青の全身ネックレスを作ることができる勘定です。…嗚呼、なんと勿体ない！ 相変わらず小心者の管理人より、心からお礼を申し上げます。
暮れにはお歳暮、お礼と言えばキリ番リクエスト。最初の雑記で触れて以来、「とりあえず１００００番を目安にして、長編が終わる頃には五桁も見えて来ようよ…」などと甘いことを考えているうちに事態は進み、仰天のあまり、週末の更新から１００時間経たずに再登場いたしました。しからば予定変更。ここで王手と参りましょう（深呼吸）。
い…１５０００番でどうでしょうか！
なんだかオークションのようですが、競り落とす客というより、気分はむしろ台の上の商品です。 １５０００番を目撃された貴女。詳しくは別記をご参照の上、メールかBBSでご連絡下さい。ご要望、謹んで承ります。 えーと、もし内気なマドモアゼルが名乗られず、もしくは見落とされてしまった場合、近い数字を改めて設定し直しますね。 …ご覧の通り、だいぶ緊張してます。はい。 |
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2004/02/27 こんにちは、皆さま。 突然ですが、管理人は小説を書くときに、CD-ROM辞典を愛用しています。ページをめくる必要もなく、関連語も一発で引けて、時たま小説のアイデアなども拾えるので、実に便利な代物です。 先日、ふと「そういえば原作には、予王は景麒に恋着したってあったっけ…」と思い出し、『恋着』なる言葉を調べてみました。
【恋着】 深く恋い慕って忘れられないこと。また、深く執着すること。 （国語大辞典/小学館より）
――。10秒ほどの沈黙の後、管理人は無言でウィンドウを閉じました。 …怖い。そこはかとなく、とても怖い。 そうですか…こんなにディープな感情を、貴女は下僕に向けておられたのですね…。受け止め損ねて失道した下僕の気持ちが、分からなくもなく。 なんだか覗いてはいけない場所を覗いてしまったような気がした、ある週末の昼下がりでした。 |
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2004/02/20 長編の【３】をアップしました。 他のサイトさまで、こうした「アテンション・プリーズ」な注意書きを見ると、「んーもう、焦らしちゃいや♪」などと胸躍らせつつ、１００％エンジョイさせて頂いていたのですが、自分で書いて載せるとなると、そのお気持ちがよーくわかります。…しばし遠い目。
映画好きの管理人が、数々の作品、特に仏映画から学んだのは、「○○○したからといって問題は解決しない。むしろ余計ややこしくなる」という、きっつい人生訓でした。続きを書いている間、この言葉が頭の中をぐるぐる回っていたことを、ここに告白いたします。 タイトルはやっぱり不毛な仏映画、フィリップ・ガレルの作品からです。 |
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2004/02/14 突然ですが、皆さま。 皆さまはどのように、十二国記への情熱を周囲と分かち合っておられますか？ これまで特に同人活動とは縁のない生活を送ってきた管理人の周りには、「あたし十二国記のサイトを立ち上げちゃった。きゃ♪」などと言って、訳が分かってくれるような人間はほぼ皆無です。 そこで管理人は考えました。…裏工作はまず身内から。 先日、妹に十二国記のDVDを観せました。彼女は専門書しか読まない学問バカなので、ヴィジュアルから攻めるのが妥当だろうと踏んだのです。 選んだのは、初心者にもわかり易い「転章」と「書簡」。観終わった後、そうか…と彼女はおもむろに呟きました。 「陽子はねずみとできてるんだな」
…妹よ。それは当サイト的にかなり微妙な発言です。けど、確かにそう見えるかも（笑）。 ねずみじゃありません、それは楽俊！ そして笑ってしまった時点で、裏工作はすでに失敗していたのでした…。 |
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2004/02/11 なんと長編の連載を始めました。注意書きもつけました。…もはや何も申しますまい。 もう書き上がってしまっているので、引き返せません（涙）。しょっぱなからの嘆願文に、びくともしなかった漢な御方。週末を中心にアップして参ります。お付き合い下さい。 ここでお礼を申し上げたいのは、これを書くにあたって、BBSやメールで感想を下さった方々の、何気ない言葉が大きなヒントと励みになったことです。それがもともと２ページにも満たなかったメモ書きを、わずか一週間で膨らませるきっかけになりました。…え？ 膨らませ過ぎ？ 管理人の妄想の膨張力はベーキング・パウダー並みです。…中身もそれ並みにすかすかだと、この先困るのですが。 |
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2004/02/06 皆さま、こんにちは。 サイトを立ち上げて、はや一週間。こんなに多くの方々（当社比）が訪問して下さるとは、予想すらしていませんでした。小心者の管理人より、心からお礼を申し上げます。 検索サイトから辿ってきて下さった貴女、書き込みをして下さった貴女、静かに覗いて下さった貴女！ 謹んで当サイトの小説を捧げます。
あれは昨年暮れ。自分の十二国記への惹かれっぷりに、少し水を差さなくてはいけないと思い、管理人はアガサ・クリスティの小説をめくりました。そこにあったのがこんな文章。 「そんなに愛しているのなら仕方ない。どんな犠牲を払ってでも、その愛に従うしかないのだ」 悪党でも愛したなら仕方ない、結婚しちまえ！と良家の令嬢に牧師が告げる言葉だったんですが、その瞬間、管理人の頭から一切の筋書きは消え失せました。 今ここに、天勅は下れり。 コンピューターを買い替え、ADSLをつなぎ、１００％未知のHP作成の海へ乗り出して、およそひと月。…最初はもう、自分が書きたいんだからしょうがない、と諦めの境地で立ち上げたサイトでした。なのに。 ここを開いて初めて、文章は、読んで下さる方のためにも書くものなんだと、実感しました。運営に慣れてきたら、お礼の意味も込めて、キリ番のリクエストなども承ろうと考えています（もしあれば！）。 それまでは、少しずつアップされる小説を、どうぞお楽しみ下さい。 |