◆ 昼の宴 ◆

　かくて麗しの花々が揃い踏みとなった昼の宴。
　窓際のテーブルには、選び抜かれた美味がぎっしりと並び、ソフトドリンクからホットコーヒーまで、各種飲み物も控えております。（←会場の都合によりアルコールは抜きでした…うぬう）
　ほとんどが初顔合わせの方々ばかりだったにも関わらず、本当に和やかな空気が、明るい会議室の隅々に満ちておりました。
　その場の空気をそっくりそのままお伝えするのは、あまりの難事（笑）。ですので、以下の写真などを通して、当日の雰囲気の一端をご想像頂けますように…。
　

　　　
　　(宴のしおり＠麒麟作成とちょこさまお手製の名札）　（お土産＆名代を並べ始めたところ）

　そしてちょこさまのご提案により、各小説を書く際に用いた音楽を、ＢＧＭとして会場に流しておりました。

　奥に立てかけてあるのが、曲名リスト。１枚目は「煩悩シアターＢＧＭ」、各曲を使用した小説のタイトルも添えたお品書きです。そして２枚目は「Ｒ＆Ｂ台輔」、つまりこういった曲を背景にするとき、拙宅の台輔は妙に活発な動きを見せます…という、こういう場所でしかお聴かせできない冷や汗もののブツでございます。

　そしてＣＤプレーヤーの上にある、分厚い紙の束。これはかりのさまが自主製作なさった、天山の全小説をまとめた私家版でございます。時系列に沿って整然と並べられ、何度も捲られて手に馴染んだ風格漂う各頁には、随所にアンダーラインや考察 （！）の書き込みが。

　――不肖の書き手ですらこんなブツを作ろうとは、一瞬たりとも考えたことがございません（涙）。
　
　そしてこの閻魔帳こそが、以下に述べる「余興」において真の底力を発揮するのでございました……。

◆ List of Flowers ◆

　お酒は好きですかと問われ、「嗜む程度なら」と澄ました顔で嘘八百（！）を仰せになった陽子さま。事前にネタ合わせなさいました？と伺いたくなるような、かりのさまとのソウル・シスターぶりとともに、今も記憶に焼きついて離れません。再会の暁には必ずやボトルを空にしつつ、ディープでコアな話題に花を咲かせましょう！

　本当に長いご縁を頂いて今日に至るひさこさま。チェロを弾かれると伺って以来、心中でフォーレのトリオの楽譜を用意して口説きの機会を狙っておりましたのに、照れくさくて言い出せなかった…（真っ赤）。ついにお逢いできたあの日、初めてのような気がしなかったのは麒麟も同じでした。きっとまたお逢いできますね？

　万難を排して湖国から、大阪に続くご参加を賜った美琴さま。あの午後、ちょうど外に出た際にお逢いできたとき、これはもう天の配剤だと思いました。再びいろいろなお話ができて、しっかりと突っ込みも賜って（笑）、本当に楽しいひとときでした…！　いい子で待っていて下さった麒麟嬢にも、どうかよろしくお伝え下さいねー♪

　実は春のイベントにもお越し下さっていたハルカさま。宴のさなかで常に控えめに、そして優しいお気遣いを下さっていたこと、今もしっかりと覚えております。その後に頂いた青鳥で、楽しい時間を過ごして下さったと伺ったときの喜びといったら…！　末永いご縁と再会を願って、合言葉はもちろん「またね♪」ですね？（笑）

　宴をきっかけにご縁を頂いた、けれど本当はずっと前にお逢いしていたみなづきさま。羞恥プレイのさなか、お隣で支えて下さったのみならず、あのとき聞かせて下さった言葉は、どれも大きな喜びと励みになりました。（そしてようやく味わうことのできた（笑）玉子焼きも！）　これからもどうか末永いご縁となりますように…。

　歌楓さま。途中で退場なさると伺ってはいても、いざその時間が来ると、何と切なかったことか…（涙）。麒麟を前に、「（雑記の）イメージ通りです…」と呟かれた直後、はっ！と慌てたキュートな表情を思い出すたびに、今も笑いが込み上げて参ります。お別れの際にさし上げたのは、再会をお約束するハグなのです、歌楓さま。

　愛らしい着物姿でお越し下さったありあさま。キリ番ご落札の際に交わした青鳥の一節ばかりか、雑記の各所まで正確にご記憶下さっていると伺い、いかに長いご縁を頂いているか、冷や汗とともに痛感いたしました。深夜の部で教えて頂いた印象的なヴァイオリン曲の名前、よろしければもう一度教えて頂けますか…？

　前回・大阪の陣終了直後から、次回も行きます♪と早々とお約束下さっていた四季さま。網タイツのたい焼き（？）を存じ上げなかった麒麟の不明を、どうかお許し下さい。羞恥プレイの際には、まさかリアルでああしたお言葉を伺おうとは思いもよらず、それだけに心底嬉しかったこと、改めて深くお礼を申し上げます（照）。

　大事な決戦の場に天山書房の本を携えていったと仰り、文字通り麒麟の度肝を抜かれたはるさま。忘れられない多くの言葉を下さったこと、そしてリアルでお逢いできた喜びの深さよ…！　（追記：　次回誰かに「アンブラセ・モア」と囁かれた暁には、「ウィ」と一言だけ、あるいは無言の実力行使がよろしいかと存じます（笑））

　西の都から夜行にてお越し下さった梛子さま。初青鳥を頂いたあの早春の夜から二年、本当にお逢いする日が来た喜びに、何度でもお礼を申し上げずにはいられません。誕生日のお祝い品、長く大切に使わせて頂きますね。こちらをご覧になっているかも知れない（！）ご友人方にも、よろしくお伝え下さいますように…。

　ちょうど現在進行形だったリクエスト作品のご注文主・モーモーさま。リアルの宴を前にご落札を賜ったのもご縁なら、焦らしプレイの最中にお逢いできたのも、これまた素晴らしいご縁でした…（しみじみ）。夜の部では「いろいろと」お話が盛り上がったと聞き及んでおります。次回は是非、かぶりつきでお聞きしたい…！（笑）

　ひとみさま。初青鳥→通販→キリ番ご落札…とドミノ倒しのような連なりの果て、リアルでもお逢いできたことに、ご縁の不思議をしみじみと感じます。リクエスト作品更新の際には、全作品を季節別に分類して次章を推理なさったと伺い、「では四季ではなく十二ヶ月にすべきだったか」と悔やんだのは、実は本当なのです（笑）。

　夜の部からのご参加だったにも関わらず、和やかに場に溶け込んで下さったいづきさま。酒宴でお隣に侍ることができたのは、ジゴロ一世一代の喜びでした。もうちょっとましな姿からお見せしたかった…と悔やみつつも、お話できて本当に嬉しかったこと、そしてハニーと呼ばれても動じなかったお姿が、今も忘れられません。

　蓬莱の名画師・日さま。「何だか照れるし…」とご参加表明を引っ張られ、挙句さらりとお越し下さったお姿に麒麟は焦らしプレイの真髄を見ました。来て下さって心から嬉しかった！そしていつもの遣り取り＠「同じ人間の絵で飽きない？」「それはわたしの台詞ですが」を、リアルで皆さまに披露することになろうとは…！（笑）　

　ひなたさま。前回幹事にして牢名主なる御方よ。２時間の滞在余地しかない過密スケジュールにも関わらず、「今さら不参加ではメンツが立たへん！」と航路でのタッチ＆ゴーを敢行して下さったお心意気に、深い感謝と黄金ハリセン、そして変わらぬ友情をお捧げします。秋には必ず大阪へお逢いしに参りますとも！（笑）

　副幹事・かりのさま。昼の宴があんなにも笑いに満ちて営まれたのは、お見事なホストぶりとご発案の余興の賜物でございました…！　跪いてウェットティッシュを差し出すお姿に、お越しになった芥瑚方はどれほど和まれたことでしょうか。当日までの温かく大らかなお心遣いに、やはり跪いて深謝申し上げたく存じます。

　そして、主幹事・ちょこさま。細やかにして優しい、文字通り隅々まで行き渡るような采配を、どのように形容して感謝申し上げるべきか…上手な言葉がどうしても見つかりません。初めてのご挨拶以来、驚くべき深化を遂げていく現在進行形のご縁に、無数の○と×をお贈りいたします。（←速攻返品！の声は聞こえないふり）



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　そして今回の宴にも、ご自身の参加に代えて名代をお送り下さった方々がいらっしゃいます。

　　遠く博多の地から、地元銘菓の数々・プラスアルファをぎゅっと詰めてお送り下さった杏さま。
　　蓬莱事情に阻まれてご参加を断念されためぐみさまからは、愛らしいクッキー・ボックスを。
　　じゅんこさまが届けて下さった塩昆布を前に、酒の用意のないことが心底悔やまれたあの昼下がり 。

　お送り下さった名代はすべて、幹事ちょこさまが製作して下さった名札を添えて、宴のテーブルにいち早くご披露いたしました。芥瑚方にもしかとご賞味頂けたこと、そして宴のしおりにも名代参加の旨を記したことを、謹んでご報告申し上げます。
　改めまして、お三方。頂いた名代もさることながら、何よりもその温かいお心遣いに、モニターのこちら側から深い感謝をお贈り申し上げます。