後半戦に入ってどわっと加速した票数、２週間で５５０有余。
　「まったり途中編集とかしちゃおっかなー♪」などと考えていた衝立裏を一撃粉砕したこのスピード。

　……ＯＫ、レイディーズ。よく分かりました。
　猛暑も雷雨も夏休みも、燃え上がる煩悩の前にはちゃんちゃら無力だと。
　ウォーミング・アップはとっくに済んだ、ギアはがっつりトップにねじ込んだと。

　では参りましょう。
　『蓬莱芥瑚生息調査』・全７問、前半戦最後となる第４の質問。
　「愛する人は誰？」と問われて答えて燃え上がった煩悩が、大輪のあだ華となって咲き誇る、蛇の道にして王道のクエスチョンは……
　　Ｑ‐４：　「どのカップリングがお好きですか？」

　

　まずは前回調査と同じく、この世界において代表的と思われる４つの選択肢を。そして今回から新しくクマ将軍＆元公主がエントリー。
　「やめて！わたしの心は清らかよ！」と仰る清純派のために、ノンＣＰの選択肢を。
　さらに愛の持つ驚くべき多様性を考慮して、何でもありの「その他」項目をご用意いたしました。

　期間は１週間プラスアルファで、７月３０日（金）−８月８日（日）２４：００。
　来週末の日曜夜、日付が変わるとともにクローズし、これにて調査の前半が終了。ちょうどお盆休みの時期ですので、短いお休みを挟んだ後、一気呵成に後半３問へとなだれ込む予定でございます。

　ささ、愛するマドモアゼル方。心に叶う項目に、幾つでも清きひとぽちをお寄せ下さいませ。
　もちろん今回も「複数投票・ばっちりＯＫ」でございます。
　項目にはないけれど心を捉えるＣＰ＆その他諸々がございましたら、どうぞご遠慮なく「その他」の項目をお使い下さいますように。
　今回も引き続き、ひとりでも多くの方々にお楽しみ頂けますよう（「なんとなく気後れしちゃって…」なんて迷われている方がいらっしゃいませんように！）、衝立裏から愛と伏礼と投げキッスをお送りする次第でございます。
　……どれも返品は不可ということで、おひとつ堪えて下すって。


　
　ああ！　それにしましてもマドモアゼル方！
　毎日途切れなくお寄せ下さる票やコメントが本当に嬉しくて、もうほんとー！に嬉しくてたまらず、それがまた煩悩に多大なる影響をもたらし、故に舞台裏で書き進めている１００万打リクエストが……そのう……
　字数・章数ともにがんがん増えていく一方です。

　常世版「世界の車窓から」になりそうだと分かったときから、ある程度の腹を括ってはいたつもりなのですが、ここまでとは思わなかったよ蒼猿や＠落涙、というのが正直なところです。
　……しかし楽しい。書くのがほんまにむっちゃ楽しくて仕方ない。どうしよう。
　
　愛するマドモアゼル方。
　１００万打リクエスト作品『百年譜』、大変長い物語になりそうなのですが、構いませんか。
　輝かしい字数ケチの栄光も化石になりつつありますが、よろしゅうございましょうか。
　煩悩シアターもクリアになる一方、この話は何だかディテールを通り越してマニアックの領域に入りつつと申し上げても、それでもまだ「愛している」と仰って下さいますか…？
　（＞特にＱ３の「その他」に赤面のコメントを下さった方々）

　麗しの御前にハリセンを捧げ奉り、「はい！いい音はこちらで！」と頭をさし出しつつ、皆さまが良い週末をお過ごしになられますよう、心から週末のご挨拶を申し上げる次第でございます。
　ＸＸＸ。アーンド○。

　

　この素晴らしい瞬発力に満ちた女怪方こそが、当サイト最大の宝重である。

　……と、心の底から感じ入る夏の夜。
　ご参戦下さる皆さまへと、日々モニター越しに力いっぱい捧げ奉る麒麟の愛が、列島を覆う記録的な猛暑に加担しているのではないかと思われてならないのですが……
　ここはおひとつ、どうかこらえて下すって。


　現時点でのトップは、「半身に対して騎乗も辞さない武の女王」。これは原作に鑑みても、非常に納得のいく順位と申せましょう。……が。
　「主相手でも全力で勝ちに行く自称下僕」が、「百官代表の怜悧な三十代」に追撃を喰らっているというのはいかなることか。
　さらには人外からエントリーしている「毛皮支部の看板使令」が、「北の大国の名君」を悠々と上回り、しかもそのすぐ下には「海客出身の小さな女御」がぴったりつけている、という現状に至っては……

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　これまさしくカオスなり。

　と衝立裏で昏倒せずにはいられません。こんな状況は予想だにしなかった…！（←涙目で大笑い）



　そして、「その他」の項目に快くご協力下さった方々。新鮮な視点と暖かいコメント、どれも本当にありがとうございます♪　
　この項目にお寄せ頂いた傾向を鑑みて、「六太」 「楽俊」 「驃騎」 「朱衡」 「舒栄（花麗）」の５項目を、今週末から新たに追加しました。（それに伴い、頂いたコメントも移動しています）
　…最後の紅一点にはやや私情が入っていないこともないのですが（照）、これは後ほど、己が煩悩で落とし前をつけるということでご寛恕を。
　でもでもぐっと我慢して、頑丘＠心のアニキは入れなかった！　すごく入れたかったけれども！（笑）

　こちら「その他」の項目には、よろしければ引き続き、エントリー外の意中の人の名前をお寄せ下さいませ。
　集計時にはきっちり人物別にまとめ、順位をつける予定でございます。



　今日からは折り返しの後半戦がスタート。過去の事例から見ても、前半の順位が後半で大きく入れ替わることも珍しくありません。
　「ただ今参戦中よ♪」と仰る麗しの芥瑚方。「むしろ後半からが勝負！」とハリセンを構えた饕餮な方々。
　実は気になるあの方に、やっぱり愛するあの人に、項目にはない隠れた愛の対象に。
　縦横無尽なひとぽちを、後半戦もお楽しみ頂けますと、ほんとに嬉しく幸せです（照）。




◆今週の怪談
　……「その他」のコメント中に、あってはならないはずの名前があるような。
　それに気づいた瞬間、舞台裏でなごやかに雑談中だった名画師・日さまと煩悩麒麟は、ともに衝立の陰で震え上がりました。
　こここ、これはいかなる公開羞恥プレイ？！
　……揃ってもじもじ伏礼しつつ、恥ずかしさに身もだえしている次第でございます。（深々）



◆今週のサプライズ
　前々回の雑記で、「我が母は幼い頃、『ガマに乗った福助』を見たことがあるそうです」というお話をさし上げたところ、妖怪諸般に造詣の深い芥瑚から、
　　「福助は、座敷わらしと同じような吉兆の妖怪といわれているのですね。なのでそれは良いことなのです」
　という、まさにぶっとびの情報が！！
　仰天しつつ、かくかくしかじかと母にメールを送ったところ……

　それまで「なんやよう分からんおかしなもん」だった母のフクスケ観は、瞬時に「わたしの座敷わらし」へと、華麗かつ現金なグレードアップを遂げました。

　……ガマはどないなりますねん、ガマは。


　

　あざやかな濃い青、見事に立体的な雲…と、見上げる空も夏仕様に変わりつつある週末。
　愛するマドモアゼル方。ウォーミングアップを終えた蓬莱芥瑚生息調査もまた、新たなるクエスチョンの地平へと皆さまをお招き申し上げる次第でございます。

　まっさらな第三問は、「あなたの心をがっつり捕らえて離さない、その人物は？」。
　以下に概要をお届けいたしましょう。

　
　１）　選択肢・およびその追加について
　まずは順当に、当サイトの主役二名＆比較的登場回数の多い人々を。「芥瑚連・毛皮支部」「脇伽羅連」など多種多様な嗜好を鑑みて、選択肢をご用意しました。
　「ここにない人物にもぽちっとしたいのに！」と思われた芥瑚方。……いかにもいかにも。
　その場合には、『その他』の項目に、その人物の名前をお書き添え下さいませ。
　ここで複数回、名前が挙がった人物については、後半戦からひとつの項目として独立させ、リストに追加する予定でございます。

　２）　期間：　前半戦＆後半戦
　広くあまねく注がれる女怪の愛。そこへ「一週間で心を決めなはれ！さあさあ！」と迫るのは、なんぼなんでもいけずというものです。ですので、この質問は前半・後半の２ラウンドで参りましょう。
　今日から２３日（金）２３時までの前半戦では、現行のリストで。
　後半戦＠次の一週間には、（１）でご説明したように、『その他』項目で名前の挙がった人物を、独立した項目として追加して。
　……とこのように、サッカーの試合のごとく２部で進行する予定でございます。
　ロスタイム無し、されどフリーキックは随時ご自由に。

　３）　複数投票・大歓迎
　愛とは時に、複数の対象を必要とするもの。いわんや女怪の愛をや。
　という次第でして、愛するマドモアゼル方。この質問は複数投票・大歓迎でございます。
　　「まずは冢宰と将軍にひとぽち、しかし台輔への愛は３ぽちに値する」
　　　　と思われた方々。…どうぞお心のままに。
　　「先日は延王に一途な愛を捧げたけれど、今日の愛は班渠に注ぎたい」
　　　　と感じられた方々。…何とぞお心のままに。
　　「ええい、ちょこざいな！全項目制覇で迎え撃ちの所存！」
　　　　とハリセンを握った方々。…出番でございます。ご出陣を！

　

　関東では、今週末にも梅雨明けの模様とか。
　九州・中国方面では豪雨が続いていると聞き、お住まいの芥瑚方に被害が及んではいまいかと、ニュースを見るたびに心配になります。どうか皆さまが何事もなく、夏をお迎えになられますように。
　そして、ご自由なご参戦をお楽しみ頂きつつ、良い週末をお過ごしになられますよう、衝立の陰から深々と伏礼＆投げキッスを送る次第でございます。ＸＸＸ。





　◆今週のミステリー
　以前の雑記で、「なぜか毎年数ミリずつ身長が伸びているらしい」と申し上げたことがあるのですが、先日一年ぶりに測定したところ、再び数ミリ成長していることが判明しました。
　つまりここ数年、我が身長は成長期のごとく右肩上がり。
　「こんなことってあるんでしょうか…」とそちら方面の友人におそるおそる尋ねたところ、「あるわけない」ときっぱりした答えが。

　……まさか、煩悩か。
　日々蓄積されていく一方の煩悩が、身長にまで影響を及ぼしているのか！

　このまま行けば、数年後には１７０センチ台に突入すること確実です。
　南無三。

　

　なんちゅーすばやいレスポンス！！！（驚）

　何度となくこうした企画をくり返してはいても、やはり新しい設問の直後は、「なんにもこなかったら寂しいだろうな…」と逃げるように衝立裏に駆け込んでしまうのですが、日曜の夜におそるおそる顔を出してみて、びっくり仰天。……嗚呼、モニターの向こうにおわす芥瑚方。
　……愛していると申し上げても？

　長いご縁で分厚い中間層を成す女怪方。お久しぶり（おお！）の方々も、いつもこんにちは♪の方々も、票やコメントを本当に嬉しく拝見しています。
　この１年でご縁を頂いた方々も少なからずいらして、心から幸せです。よろしければ、どうぞコメント鸞をお使い下さいませ。新しい方々にご挨拶できるのは、こうした企画の大きな喜びなのです。
　そして、開設当初＆山頂にて、すでに仙籍を取得なさっておられる芥瑚方。
　……恐れ入りましてございます。（平伏）。

　コメントを拝見するたびに、その場ですぐにお返事さし上げたい気持ちでいっぱいなのですが、ぐっと堪えて編集時＠愛の千本ノックを楽しみに待つことにいたしますね。
　毎日会場を覗くのが、本当に嬉しい日々です。ありがとうございます、皆さまー！（大きく手を振りつつ）


　　　　　　　　　　　　　　　◇　　　　　　　　　　　　　　　　◇　　　　　　　　　　　　　　　　◇


　雨の季節がもうすぐ終わると聞いて、ではその前に！と本日は正面玄関に新しい窓を開けて参りました。
　昨年訪れたアイルランド、その西部にある修道院の廃墟の裏庭から。古い古い墓地の片隅で見かけた、ふくれっつらの天使です。

　アイルランドの南端にあるスケリグ・ヴィヒール島を訪れた後、そこから自転車で西部を北上して、各地に散らばる巨石の遺跡や、修道院の廃墟などを巡った旅の途中。
　ゆるやかな緑の丘を走っている最中、にわか雨に遭い、たまたま出逢ったこの修道院で雨宿りをすることにしました。
　誰もいない廃墟をぐるっと回って裏庭に出ると、なかば芝生に埋もれた古い墓地がありました。欠けたり摩滅したりした墓碑を見ていくと、１４００−１６００年代の墓が多く、本当に古いもののようでした。
　しとしと降る雨の中、墓石の間を散策していると、傾いた墓碑の隅っこに、天使の浮き彫りが。
　雨水に浸かってふくれっつらをしているように見えるのが面白くて、「そうだ。帰ったらマドモアゼル方にお見せしよう」とカメラに収めてきたものです。

　まだ梅雨明けもしないうちから蒸し暑い日々が続き、かと思えば九州方面では怖ろしいほどの豪雨があったりと、何だかおかしな感じの拭えない天候ですが、愛するマドモアゼル方。
　どうぞこのふくれっつらの天使と一緒に、もうすぐ終わる雨の季節を乗り切って下さいますように。
　調査へのご参戦に心からの感謝を込めて、異国の雨の小景をお届けいたします。

　

　ごきげん売る和州…じゃなかった、麗しゅう、心から愛する芥瑚方！

　この一週間、衝立裏ではてんこ盛りの涙と笑いにむせんでいた（コメントや票のひとつひとつが、もう本当に嬉しい…ありがとうございます♪）第一問が終わり、本日より第二問のスタートでございます。　

　前回・今回と、初手の２問は、いわばウォーミングアップ。
　前回の主題が愛の始まりを問うものならば、今回の主題は「愛、その歴史を問う」でございます。

　第一問にて、なんと４割もの方々の記憶喪失が判明したところに、容赦なく追い討ちをかけるようなこのクエスチョン。「もう！覚えてないってば！」と逆ギレの向きも充分に予想され、麒麟は今、申し訳なさに身悶えしております。
　しかしながら、そこはシンプルでアバウトを身上とする当サイト。回答もまた、シンプルかつアバウトで結構なのでございます。
　愛する芥瑚方、どうか臆さず怯まず、ご自身の体内時計と煩悩時間にお尋ね下さいませ。
　　　開設当初から営々と続く軌跡を、満開の薔薇のごとくお寄せ下さるもよし、
　　　最近頂いた真新しいご縁を、初々しいマーガレットのごとく囁いて下さるもよし、
　　　「もう二十年くらいここにいる気がするんだけど、どうすれば？」と仰る浦島芥瑚方は……

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　お心のままにひとぽちを。

　そして、第一問にて期間に触れた先取りコメントを下さった芥瑚方も、その先見の明をもって来し方を振り返られ、ぜひ悲喜こもごもの一句をば。

　次回第三問には、まっさらの新しい質問がお待ちしております。愛する芥瑚方、それまでどうぞウォーミングアップをお楽しみ下さいますように。


　　　　　　　　　　　　　　　◇　　　　　　　　　　　　　　　　◇　　　　　　　　　　　　　　　　◇


　さて、愛する芥瑚方。
　季節はもはや、梅雨から夏へ。そして夏の風物詩といえば……　怪談でございます。
　
　幼い頃、夏になると蓬莱に戻ってきては、父方や母方の祖父母の家での滞在を楽しんだものですが、双方ともに古い土地柄であるためか、時々不思議な実話を聞かせてもらったことがあります。
　狐の嫁入りや狸に化かされたといった由緒正しいフォークロア的なものから、背筋が寒くなるような真性の幽霊譚まで、思い返せばいろいろと甦ってくるのですが、中でもそのキョーレツな訳の分からなさ故に、忘れられない話があります。

　まだ十にも満たなかった頃の我が母が、山にある祖母の家に遊びに行っていたときのこと。
　散歩がてら裏山に登り、山栗拾いに興じていた母は、雑木林の奥に何かがいるのに気づいたといいます。ひょこん、ひょこん、と近づいてくる気配にふと顔を上げると、そこにはなんと……

　　　　　　　　　　　　がまがえるに乗った福助人形が。（参照写真：ウィキペディア）

　あまりといえばあまりのことに、ただ茫然と固まる母。そして福助人形は、がまがえるに乗ったまま、折り目正しく深々とお辞儀をよこしたというのです。
　こりゃやばい、と思った母は、ひとまずそうっとお辞儀を返し、さらにそうっと後ずさりして、そこから先はもう山栗も放り出して一目散に逃げ帰ってきたと申します。
　「信じられへんかもしれんけど、あれはほんまにフクスケやった……しかもガマに乗った」
　としみじみ述懐する母を前に、なんとコメントしたらいいのかまるで分からなかったという幼い日の感想は、今に至るまで微塵も変わっておりません。

　……何故にガマ……　何故にフクスケ……。
　コメントも見つからないが、〆の言葉も見つからない……。

　

　……こうした企画を立ち上げるたびに、骨の髄まで実感することがございます。
　嗚呼、蓬莱芥瑚の方々の……　何という機動力の高さ！！

　週末を終えて衝立裏からおそるおそる、調査場をそうっと覗いた瞬間の嬉しさといったら…！
　愛するマドモアゼル方（ともしかしたらムッシュー方）。時をおかずにご参戦のひとぽち、本当にありがとうございます♪　
　どんなボールを振られても瞬時に受け止めるレスポンスの速さ、あざやかなパス回しを彷彿とさせる回答群、死角のフェイントから鋭いシュートを放つコメントの数々には、どんなジダンも敵わないのではないかとしみじみ思われてなりません。
　いよいよ大詰めとなったワールドカップでは、選手陣よりはるかに目立っていた奇行の御仁・マラドーナ監督が退場、何だか気が抜けてしまったかとも思えたのですが……いやいやとんでもない。
　この調査場があれば、どんな盛夏も余裕で乗り切れる。
　と、現在ただ今衝立裏でゴリラダンスの真っ最中でございます。

　大変まともな質問から始まっている『蓬莱蚕生息調査・リターンズ』ではございますが、そこは当サイトのこと、質問が先に行くに従って、どんなすっとんきょうな珍問が待ち受けていないとも限りません。
　愛する芥瑚方。今週金曜日には第二問に切り替わる当調査、お久しぶりの方々も、初めましての方々も、ご参戦をお楽しみ頂ければ、すごく幸せです。



　◆携帯からの投票について
　　　携帯から当サイトをご覧下さっている方々から、「投票参加は無理かしら？」というご質問を頂きま
　　　した。大丈夫ですとも！
　　　画面をご覧頂ける限り、ぽちっとして頂くことは充分可能でございます。サイト上のメールフォーム
　　　からメールを頂く場合、機種によってはコメントが文字化けしてしまうこともあるようなのですが、
　　　この投票ボードでは、現在のところ文字化けは起こっていないようです。
　　　ですので、携帯からでもＰＣからでも、どうぞお気軽にご参加下さいませ。万が一文字化けしてしま
　　　った際には、衝立裏からすみやかに修正いたしますので、なにとぞご懸念なく！なのでございます。
　　　……深々と伏礼。
　　　
　

　今年の夏は、いつもより暑くなるのが早いと感じるのは気のせいか。
　冬季五輪とワールドカップ、でっかい打ち上げ花火が二つもあったせいか。
　……だったらここは虚海でも一発、祭りというものが必要なのではなかろうか？

　とこのように思い立った７月の事始め、本日は正面玄関より粛々と夏祭りの扉を開いて参りました。
　題しまして、「蓬莱芥瑚生息調査・リターンズ」。



　おお、愛するマドモアゼル方！
　２００５年の「蓬莱芥瑚生息調査」、２００６年の「番外編」と過去二回に渡って催した、かの祝祭。虚海に満ちる女怪の愛を余すところなく吐露して頂き、而してその傾向と分布をば把握せん！いざ！　
　…と試みたこの企画を、ご記憶の方もおいでになりましょうか。
　あれから早くも５年が経ちました。
　その間には当然ながら、皆さまの来歴・嗜好・煩悩にも変化が生じているであろうこと、そして５年の間には新しく頂いたご縁もたくさんあるだろう（！）ことを思えば、分析における定点観測の価値も、ぶっちぎりの天井知らずで高まろうというものでございます。

　では、ここでさっくり概略と参りましょう。
　　１）　ひと夏をまたぐこの調査、質問は合計で８つ。あるものは過去の同じ設問に項目の修正・増加を、
　　　　 またあるものはまっさらな新しい質問を、と計８問を２部に分けてお送りする予定です。
　　　　 （ある日唐突に、「こ、これをお尋ねせずに夏は越せない！」というゲリラ的珍問が飛び出してこな
　　　　 い限りは）
　　２）　そして期間は、１つの質問につき１週間。つまり毎週金曜日の更新時に新しい質問へとボードが
　　　　 切り替わります。途中、必要な場合にはお盆休みも挟みつつ、順次進行していく予定です。



　ささ、愛するマドモアゼル方。
　本日スタートの第一問は、居住まいを正して基本の「き」。まずは主と思われる選択肢を、幾つかご用意いたしました。
　前回お答え下さった方々も、ここはひとつ新鮮なお心持ち＆コメントでひとぽちを！　
　項目外の神秘の手法にて辿りつかれた方々は、「その他」にてご縁の端緒を囁いて下さいますように…。

　「ええ、前回もがっつり参加したわよー！」と仰る歴戦芥瑚の方々も、
　「いいえ、レポートでしか知らないの」と仰るスウィートな女怪方も、
　そしてもちろん、ムッシュー！であられる方々も。
　夏の二ヶ月間、太陽が最も眩しく輝くこの季節に、ご一緒に虚海で夏祭りと参りませんか？
　かくてひと夏が終わり、全問回答とともに調査が終了した暁には、女怪の愛も眩しい煩悩の分布図が旗印のごとく、虚海の彼方に燦然と翻るであろうことを、麒麟はミジンコほども疑っておりません。
　そして何よりこの期間、投票所を通して、皆さまと毎日のように近しくコミュニケーションできることを、本当に心から楽しみにしておりますねー♪


　ささやかながら開場の辞に代えて
　暁子＠衝立裏　拝