確か、「３月は去る」とか言うのでしたか。
　……うん。確かに去っていった。
　すげー勢いで。

　と、やや呆然とカレンダーを眺める３月最終週末、皆さまにおかれましては無事に浮世の荒波を乗り越えておいででしょうか。……はい。わたくしもそろそろ限界が近づいて参りました。
　新刊の準備も終わった。いろいろ追加の準備もあるとはいえ、そういうのは後でまとめて考えればよろしい。気持ちをリフレッシュし、５月のイベントで爽やかな拝謁を果たすためには、ここらで一発息抜きをしなくてはなりますまい。となれば……

　　　　　　　　　　　　打ち上げ旅行だ！　日さまを引っ張って！！

　
　という次第でして、心から愛するマドモアゼル方。
　今週末は蓬莱の名画師・日さまを巻き込んで、打ち上げ旅行にしけこんで参ります。
　いつのまにやら新刊完成後の恒例と化したこの行事、いつもは１泊２日なのですが、今回は２泊３日でちょっと遠くまで足を延ばす予定でございます。行き先は……
　１）　桜前線に背を向けて北上＠二人ともこれが最北限デビュー
　２）　自然が豊かで温泉（！）がある←とっても重要
　３）　日さまのお好きなとある文豪の生誕地＆リンゴの一大産地

　……でお分かりになる方、いらっしゃるかな（照）。


　新刊につきましては、本体が無事完成してすでに手元にあり、追って別刷りのカバーも届く予定でございます。月が改まって時をおかずに、詳細＆デザインをお届けできると思いますので、もう少々お待ち下さいね。
　浮世の諸々をしばし離れ、今週末は思いっきり羽根を伸ばして参ります。３月最後の週末、どうか皆さまもゆっくりとお休みになられますように。
　では、ちょっくら出かけて参ります。心身ともにリフレッシュして、またすぐにお目にかかりますねー♪
　


　追記：
　１月末からご覧頂いていた１０周年記念のページは、今月いっぱいのアップとなります。次回の更新で舞台裏に引っ込むまで、ささやかながらお楽しみ頂ければとても幸せです。

　

　お…　お……

終わった…！！！

　完成した原稿を、印刷会社に送り出してきた…！　
　精進潔斎が終わった…！！

　今、すごーくすがすがしい気分であると同時に、なんだか心身がへにょへにょです。
　おなかいっぱいご飯食べて、ちょっと寝てくる…。

　愛するマドモアゼル方、また後ほどお目にかかります！

　

　……いよいよ出口が見えてきた。

　と、ラストスパートの真っ最中である煩悩シアターより、日曜夜のご挨拶を申し上げます。
　おお、愛するマドモアゼル方！
　かつてないタイト・スケジュールによりスタートが遅れた新刊製作ではございますが、後半に入って俄然勢いを取り戻し、現在当社比２５０％のスピードで追い込みにかかっております。
　今日は朝起きてからわき目も振らずに没頭し、この日初めてのご飯を食べたのがつい先ほど、７時の夕食であった…と申し上げれば、このただならぬ状況がお分かり頂けますでしょうか。
　あだなは「歩くポリバケツ」、１日５食がモットーの大食い麒麟ですのに。

　という次第により、雑記のお届けにやや間が空いてしまっているこのところの状態を、誰よりもわたし自身が寂しく心苦しく思っています。お話ししたいことは山のようにたまっていく一方なのに…！

　……しかし楽しい。
　書くのって、書いたものに手を入れてそれが目の前で形を変えていくのを見るのって、ほんとに楽しい。探していた表現が見つかったときなんて、ジグソーパズルのピースがかちっ！と嵌ったときのような達成感です。
　この楽しみももうちょっとで終わってしまうのだと思えばもったいなく、だからこそ力を尽くしてこれがベストといえるようなものをお届けすべく、最後まで気を抜かずにがんばろうと思います。
　おそらく今週末には入稿のめどが着くんじゃないかな…と思っていますので、通常運転に戻るまで、もうちょっとだけ待ってて下さいね。新刊の詳しい内容も、表紙の外観なども、追ってお届けできる予定です。
　では、これからまた舞台裏にもぐって、改訂作業を進めて参りますね。そして御前退出のどさくさに紛れて、１０周年のページに思わず目を塞ぎたくなるようなブツをお届けいたしましたー！と叫んですたこら逃げ出したいと存じます。
　愛するマドモアゼル方、一週間の始まりを心麗しくお迎えになられますように！


【通販についての大事な追記】

　現在行っている通販は、３月１６日（日）で終了します。
　当初は３月いっぱいを予定していたのですが、４月１日から消費税増税のために郵便料金が上がるため、その端境期を避けるための切り上げです。
　通販再開は、５月のイベント後を予定しています。既刊「Book of Years�T」については、現在在庫がやや少の状態ですので、上記のイベントで完売の可能性があります。どうぞご了承下さいませ。
　「んじゃ、その前に申し込むわ！」と思われた芥瑚方。いつもにもまして可及的速やかにお返事をお送りいたしますので、どうぞお気軽に青鳥をお送り下さいますように。深々と伏礼。