先日の雑記につき、週末には多くのハリセン青鳥を賜りまして、まずは心から御礼申し上げます。
　「関西人の宿命として、そこにハリセンがあるならば、ぜひともいい音を響かせたい。それも自分の頭で」　とかつて熱く語った友人の言葉をかみ締めつつ、その恍惚と陶酔をわが身で実感した週末でございました。
　……ほう……。

　しかし、愛するマドモアゼル方からのハリセンがどれほどの恍惚をもたらそうと、自ら持ち出した命題であってみれば、そこに他力本願は許されず、自らの手で結論を導き出さねばなりません。
　そこで本日はその責任を取り、いささか唐突ではございますが、「官能と文章に関する私的一考」をば、以下に述べさせて頂きたく存じます。……こほん。


（１）　定義
　「官能」の一般定義とは何ぞや？　…とまずは辞書を紐解きますと、以下のような定義が見られます。
　　“感覚を起こさせる感覚器の働き。理性の働きのまじらない心の作用”　（小学館・国語大辞典）
　何かとあやしげなイメージが先行しがちな言葉ですが、実態はさにあらず。その対訳は「センシュアル」であって「エロティック」ではなく、その対象は限りなく広い範疇、いわば森羅万象に及ぶことが分かります。
　よって上記を許に、私的な拡大解釈をいたしますと、
　　『官能とは広く五官機能によって捉えられ、かつ理性をすっ飛ばして感性を直撃する作用である』
　という結論が得られます。これをもとに、以下では「文章表現」という分野に範囲を絞り、「官能漂う文章とはいかなるものか」という命題を考察いたしたく存じます。

（２）　余白と余韻
　味の濃い料理は味覚に強く訴えますが、調味料を加える余地はありません。飽きるのも早い。くり返し味わうに耐え得るもの、つまり再読されることを望む文章であれば、そこには「調味料＝想像力の余地」があらねばなりません。その手の直截な表現はフランス書院にでもまかせておけばよろしいのであって、真に官能的なのは行間の余白とそれを補おうとする想像力、そしてその後に残る余韻ではありますまいか。
　こうした余白と余韻に出逢ったとき、人はあたかも土中からトリュフを掘り出すが如く、そっけない描写の裏に潜むものを知ろうと、自発的に五官を総動員せずにはいられないのではないでしょうか。

（３）　記憶と反芻
　かくて上記のように、余白・余韻とともにもたらされた文章的官能。その記憶は決して強烈なアッパー・カットの類ではなく、時間の経過とともに効果が現れるボディ・ブロー。地味ですが侮れません。
　ある日ふとしたきっかけでその文章を思い出し、「…ん？　あのとき読み流していたあれって、本当はこういう意味だったのかしら…」と思いついてしまったが最後、脳裏には想像力によってさらに輝きを増した映像が展開され、新たな解釈とさらなる深読みを促してやまず、マドモアゼルの頬を桜色に染めるやも知れません。
　記憶の片隅に横たわり、忘れた頃によみがえり、波状攻撃を仕掛ける反復性。ここにも官能の真髄、その一端が宿るように思われます。

（４）　結論
　……とこのように考察した後に、はたとわが身を振り返りますと、目指す山頂のあまりの高さに、
　　「そいつはどこのエベレストですか青将軍？」
　とうなだれざるを得ない状況に陥ってしまうのでございます……。（がっくり）
　文章における官能の道は、かくも遠く険しい。
　　言葉の無駄を削ぎ落とすこと、熟練のカンナ職人の如く。
　　的確かつ唯一の言葉を捕らえること、一本釣りのマグロ漁師の如く。
　　文章を磨き上げること、デビアス社のダイヤ研磨工の如く。
　……と上記を胸に深く刻もうと誓いつつ、それでもいざキーボードに向かうと、理性も感性もすっ飛ばして煩悩映像を追いかけるのに終始してしまうわが身の至らなさに、振るうハリセンも品切れ中の五月末、なのでございました。とほほ（涙）。



　追記：　先週青鳥を下さったマドモアゼル方。お返事の一部をサロンへお届けしております。
　　　　　お手すきの折に、カウンターへお立ち寄りの上、ご自分宛の一羽に耳を傾けて下さいましね♪

　

　――レポート第一弾と、連載最終章。
　宴を終えて最初の金曜日には、いったいどちらをお届けすべきなのだろう？

　と、しばし愛機ハンキョとともに悩んだ後、後者を引っさげて虚海を渡って参りました。（…リアルで多くの方々にお逢いした直後に、これを更新するのはさすがに恥ずかしかった…というのが、実は躊躇の主な理由だったりいたします…）
　ごきげん麗しゅう、愛するマドモアゼル方！
　本日お届けするのは、５４万打リクエスト作品・『回帰熱』の最終章。リアルの宴を挟んで、ちょうど一回分の空白がありましたので、「主上も台輔も、もう少し絵画鑑賞に集中べきでは？」的な前二章を通して、この最終章もお楽しみ頂けますと、とても嬉しゅうございます。

　……にしましても、マドモアゼル方。
　深々と真剣に思考した結果、わが文章にはどこかやはり、官能と呼ばれるものが欠けているのでは…と思わざるを得ないのでございます。
　求めて得られるものなら、近所の八百屋に飛んで行き、「色気を一盛り下さい。完熟のを文章用に」と一括購入することもできるのですが、そんな破廉恥な八百屋はどこにもない。
　ですので、こればかりは精進を重ねるしかないのであって、それを言うなら広く文章を書くこと自体に精進を重ねる必要があるのでして、「…む。ではこれからも、煩悩道にいっそう邁進せねば！」と、明らかに間違った方向へと決意を新たにする、宴の後の金曜夜でございます。

　けれど間違いなく言えるのは、書くことは心の底からの喜びである…というシンプルな事実です。
　そのご縁がもたらしてくれた先日のリアルの宴のさなかにも、幾度となくそれを痛感せずにはいられませんでした。そしてリクエストを承って何かを書き上げる過程にも、その喜びを感じる瞬間が何度となく訪れ、それがキリ番オークション、ひいては書くことを止められない最大の理由なのだろう…としみじみ思います。

　そうして頂く青鳥越しのご感想、そのご縁のひとつひとつに毎回本当に大きく助けられ、そして次に向かう原動力を頂いているのだと、すべての方々に謹んで告白させて下さい。
　今週末は久しぶりにゆっくりできますので、手元でお待ち頂いていた青鳥にも、つつがなくお返事をさし上げられる予定。リアルの宴であんなにも楽しい時間を過ごした後では、こうしたご縁のひとつひとつが、ひときわ貴重に感じられます。
　いつもこんにちは♪の芥瑚方も、お久しぶり＆初めましてのマドモアゼル方も、お気が向かれましたらどうぞお気軽に、モニターのこちら側へお越し下さいませ。
　サロンＢＢＳの扉と黄海配送センターの門を開いて、通年エスコート役の麒麟が、いつでも心からお待ちしております。（深々と伏礼）




　追記：　宴の専用サロンはその役目を終え、しずしずとトップ頁から引き下がりました。……なのに、その
　　　　　跡地に早くも何かがあるのは何故？！　と思われたマドモアゼル方。
　　　　　煩悩麒麟は企画体質でもございます。「…ああ、あれね」とにっこりなさった芥瑚方も、「いったい
　　　　　なんのこと？」と首を傾げられたマドモアゼル方も、開場の折にはお気軽にご参加頂けますと、
　　　　　とっても嬉しゅうございます。

　追記２：　リクエスト作品を書くのは心から楽しい。だからこそ、それを書き終えてしまうのは、寂しくて仕方
　　　　　ない。……嗚呼。こんなことなら次回の数値を切り上げて、５９０，０００にしておくべきだった…！
　　　　　と現在、麒麟は悔しさのあまり、モニター前にて絶賛悶絶中でございます。

　

　眩いばかりの宴の週末を終えて、虚海に戻って参りました。
　ごきげん麗しゅう、心から愛するマドモアゼル方！

　何からどのように申し上げようかと、愛機ハンキョとともに随分悩んだのですが……
　本当に、何もかもが忘れがたく楽しかった一日でした。

　５月１９日、土曜のお昼から始まり、最終的に終了したのが真夜中の１２時過ぎ……とほぼ半日、１２時間に渡る長時間であったにも関わらず、それでもまだお話したいことは尽きず、心の底から名残りを惜しみながら帰路に着いた宴でした。
　ご参加下さった芥瑚方。一秒一秒にいたるまで、喜びと嬉しさに埋め尽くされた時間を下さったことに、何よりも深い感謝をお送りいたします。あんなに楽しい一日をご一緒した後で、お別れするのがどれほど切なかったことか…！
　そしてサロンを通して事前から当日までの空気を分かち合って下さったマドモアゼル方。その日の朝まで途切れることなく「楽しんできてね♪」と青鳥をお送り下さった方々。本当に嬉しかったことをお伝えして、心からお礼を申し上げたく存じます。

　本当に楽しい時間の記憶には、その最中の出来事だけでなく、その日が近づくにつれて募っていく昂揚感やその後に残る深い喜びや寂しさまでが含まれているのだと、数日経った夜にしみじみと感じています。
　けれど宴の専用サロンは、今週末まで開かれております。ご参加芥瑚の皆さまも、そして遠方から見守って下さったマドモアゼル方も、それまでご歓談をお楽しみ頂けますと、この嬉しくも切ない寂寥感が少し和らぐような気がいたします。
　深い感謝と喜びを込めて、謹んで宴の後のご挨拶を申し上げる次第です。ＸＸＸ。
　
　

　謹んで週末のご挨拶を申し上げます、愛するマドモアゼル方。
　…恒例のプチ放浪もままならなかった怒涛の蓬莱オフィスで、行く春を見送りながら、「で、でもこれがあるからきっと乗り切れる…！」とひとすじの光のように待っていた宴が、いよいよ明日に迫って参りました。

　はい。『リアル芥瑚の集い Part �V・初夏の宴』でございます。

　１０日ほど前からトップに連結していた専用サロンにて、事前の空気をご覧下さっていた方々もおいでかと存じます。遠方、あるいは仕事などの事情によりご参加叶わぬ芥瑚方からは、幾つかの名代まで頂きました。
　開催地は東京、けれど遠路を厭わぬ貴い芥瑚魂により、ご参加の方々は関西・東海・北陸・九州（！）とほぼ蓬莱全土からおいで下さる予定です。すでに何度かお逢いした方々もあり、そして今回が初の拝謁となる方々もあり。
　幹事お二方の助力を頂きながら、いろいろと準備を進めつつ、今回の宴をどんなに楽しみにしていたかを思い返すと、こうしてたくさんの方々とご一緒の時間を共有できることに、深い喜びを覚えずにはいられません。

　遠方から見守って下さるマドモアゼル方。リアルタイムで進行中の専用サロンにて、当日の空気をご一緒に分かち合って頂けると、とても幸せです。
　ご参加芥瑚の皆さま。明日はどうかくれぐれもお気をつけて、会場までお越し下さいませ。
　明日、リアルにお目にかかってさまざまにお話できることを、心の底から楽しみにしておりますね♪



　追記１：　青鳥を下さったマドモアゼル方。本来のサロン（笑）へと、お返事青鳥をお届けしてあります
　　　　　　　週末、お時間がおありの際に、ご自分宛の一羽をお手に取ってご覧下さいましね♪

　追記２：　宴の準備のため、小説更新はお休みを頂戴します。…心ならずも、そしてどこまでいっても、
　　　　　　　焦らしプレイに縁の深い作品だと落涙せずにはいられません…（涙）。

　

　それは先週金曜の夜のこと。
　『回帰熱』の第二章とともに無事更新をお届けした後、獣形に戻って自堕落をしていると、愛機ハンキョがちりーん♪と青鳥の飛来を告げました。……どれどれ。おお、芥瑚のお一方からお便りが。

　雑記を見て、ん？と首を傾げました…と始まるその青鳥は、以下のように続いておいででした。
　　「えーと、天山台輔がＲ＆Ｂなのは、初めからではなかったかと。初めて天山に来て作品を読んだとき、
　　Ｒ指定ではなかったにもかかわらず、「うわー、色っぽいなー」と思った覚えが。ですから、『全体的に
　　あやしい雰囲気』は、今さらなのではないでしょうか？」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　――目から鱗が大量落下。

　そんな破廉恥とは露知らず！……となるとつまり、先日の雑記では大変なすっとんきょうを申し上げてしまったことになります。不埒な麒麟をどうかお許し下さい、愛するマドモアゼル方。
　そして目から鱗の説破を下さったマドモアゼルＫ。しばらくモニター前に突っ伏して動けなかった麒麟より、この輝かしくマーベラスなご教示に、五体投地でお礼を申し上げたく存じます。
　頭隠して尻隠さず、三つ子の魂百までも。
　今現在も自覚症状がまったくない、というこの状況が、病の深さを余すところなく物語るのですが、かようなお墨付き（？）を頂いたのであれば……そういうことであれば……

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　次章もがんばりましょう、台輔。



　そして今週末土曜日には、東京にて『リアル芥瑚の集い・初夏の宴』の開催となります。
　すでにトップ頁に連結した専用サロンを通して、遠方からご覧下さっている方々もおいでかと存じます。宴までの数日、およびその後日談を、広く分かち合ってお楽しみ頂けると、エスコート役最大の喜びです。
　ご参加芥瑚の皆さま。遠路の方も多くおいでのご様子、どうぞくれぐれもご自愛の上、当日はおすこやかにお越し下さいませ。今も舞台裏で準備を進めつつ、せわしない一週間も無事に切り抜けた後、楽しい一日をご一緒できることを、本当に楽しみにしておりますね♪
　

　ど、怒涛の一週間も、ようやく終わった…！（←ほんとに万感）

　ごきげん麗しゅう、愛するマドモアゼル方。何がどうなって金曜まで生き延びたものやら、本当にばたばたの一週間も終わり、無事に虚海を渡って参りました。…ちょっと腰が抜けそうです（涙）。
　本日お届けするのは、焦らしプレ…ではなく（こほん）、『回帰熱』の第二章でございます。
　……これについてはもう、コメントのしようがないと申しますか、目が泳ぐと申しますか……。
　今週もお楽しみ頂けると、拙宅の台輔ともども幸いでございます。頭を抱えつつ伏礼。

　そして先日トップ頁から連結したリアルの集いＢＢＳ。早いもので、宴の当日まで残すところ１週間となりました。二年前の前回は、大阪での開催。あの頃のことを徒然に思い返し、翻って現在を鑑みますと、２つの共通点があることに気づきました。
　一つ目は、「宴の直前には蓬莱オフィスが輪をかけて忙しくなる」という事実。
　２つ目は、「宴を直前に控えると、自ら阿呆な事態を招いてしまう」という現象でございます。

　思えば二年前の大阪直前には、こちらの雑記にインデックスを作成し、過去の煩悩にあますところなく道筋をつけ、自ら御前にさらしてしまう…という阿呆をいたしました。
　「過去の分までさかのぼって読み返しました。暁子さまってこういう方だったのね♪」と囁く青鳥を何羽も頂いたときには、愕然と我に返ってのた打ち回ったものです。
　そして今回の阿呆は、
　　「リアルの拝謁を目前に控えてお届けするのが、こともあろうに『全体的にあやしい雰囲気』のブツである」
　という、今さらどうにもならない事実なのでございます。

　……わが阿呆、ここに極まれり。

　リアルの拝謁を控えていると分かっているなら、どうしてもっとピュアでリリカルなブツを引っ張り出して取り繕っておかなかったのか。たとえば『恋文』のようなブツは、そのためにこそ存在するのではなかったか。
　「しょうがないよ、これが地なんだからさー」と笑い転げる蒼猿にヘッドロックをかましつつ、今も深くうなだれる麒麟の後ろでは、スピーカーが快調にＲ＆Ｂを歌っております。
　胸に堪える諸行無常の響きです。

　愛するマドモアゼル方。どうぞ今週末もよい休日をお過ごし下さいますように…とせめてものご挨拶を申し上げつつ、煩悩シアター舞台裏に退場いたしたく存じます。
　そしてご参加芥瑚の方々。……どうかお逃げになられませんように。（涙目）

　

　飛び入りの出張＆山積みの事後処理もどうにか切り抜けて、無事に虚海へ舞い戻って参りました。
　ボンソワールでございます、愛するマドモアゼル方…！（←万感の涙目）
　
　本日トップ頁から連結いたしましたのは、リアルの集い専用ＢＢＳ。ちょうど１０日後に迫った『リアルの集い・初夏の宴』、その臨時出張サロンでございます。
　ご参加芥瑚の方々には、すでに先月末からお使い頂いているこちらのサロンは、ご参加の如何を問わないバリアフリー。当日に向けた伝言・メッセージ用にはもちろんのこと、宴の前後の空気を広く分かち合って頂けますと、とっても嬉しゅうございます。
　諸々の蓬莱事情に阻まれてご参加叶わなかった芥瑚方も、遠方から見守って下さるマドモアゼル方も、どうぞお気軽にお使い下さいますよう…。

　そして金曜日には、心ならずも焦らしプレイになってしまった『回帰熱』の次章を携えて、再びさっくり虚海を渡って参りますね。
　それではしばしのごきげんようでございます、マドモアゼル方！
　

　晴れ渡るうららかな皐月吉日、優雅に休暇を楽しんでおいででしょうか？　愛するマドモアゼル方。
　暗雲立ち込める予感は当たり、麒麟は本日より出張に飛ばされることと相成りました。ただ今足元には出稼ぎ道具一式が揃い、こうして虚海を越えて御前に出張届を提出しに参上した次第です。
　「申し訳ないことこの上ないのだが、行ってきてはくれまいか」とボスに縋られたときの内心の憤怒たるや、

代役：せんべい＠三毛猫妖魔

　…と、まさにこのような心持ちだったのですが、これも浮世の義理と思い定め、仕事に励んで参ります。
　故に連載の第二章につきましては、今週中に帰山できれば日曜の夜に更新を。
　もし間に合わなければ、愛するマドモアゼル方。来週の金曜日まで、どうか心ならずも焦らしプレイにお付き合い下さいますように…。（さ、誘っちゃった…！（照））

　こちら雑記でも、時折お尋ね頂くＲ＆Ｂ＠台輔専属ＢＧＭですとか、先日広辞苑を読んでいて脊髄が痺れた話ですとか、しも…下仁田産ネギ＠婉曲表現ですとか、このＧＷ中にゆっくりお話したかったことが山積みなのですが、上記にこうして並べてみますと、
　　いやむしろ話さんといてや。
　という話題の、なんと多いことか…と、首を振り振りセルフハリセンなのでございました。

　マドモアゼル方におかれましては、どうぞＧＷ後半も心ゆくまで休暇をお楽しみ下さいますよう。
　そしてまたすぐにお目にかかれることを、心から楽しみにしておりますね♪

　

　ＧＷの谷間に当たる本日、蓬莱オフィスに赴いた朝一番に、思わぬ出張指令の大津波を食らいました。その余波を受けて、連休後半がぶっ飛びそうな気配です。
　へなへなとデスクにつきながら、麒麟は心底思いました。――もうだめだ。我慢ができない。
　こんなときは……こんなときの特効薬はただひとつ……

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　次回キリ番オークションの設置だ！

　……という次第でして、愛するマドモアゼル方。
　本日はトップ頁に、次回キリ番を設定して参りました。次なるご落札数値は＃６００，０００でございます。

　毎回こうして数値を設定するたびに感じるのは、こうやって順調に数字を積み重ねていけることへの感謝と、どこまで行っても尽きせぬ煩悩へのセルフハリセンと、多くの方々にご縁を頂けることへの大きな喜びです。
　胸に秘めたる煩悩をお持ちのマドモアゼル方。どうぞ心ゆくまでご参戦の上、ご落札の暁には、その輝ける煩悩をば、麒麟に分かち与えて下さいますよう。
　「キリ番オークション！」と思い立った途端に元気になった、自他共に認めるキリ番フェチの煩悩麒麟が、今回もご落札を心からお待ちしておりますね♪

　嗚呼。また真新しいものを書くことが出来るという、この喜びが、麒麟をして煩悩のハムスターと成さしめるのでありました…。（←滑車くるくる恍惚状態）


　そして青鳥を下さったマドモアゼル方。
　到着速報などのご返信はサロンＢＢＳに、リアルの集いに関するものは専用ＢＢＳに、それぞれお返事青鳥をお届けしております。
　輝けるゴールデン・ウィークの合間、お時間がおありの際にカウンターまでお立ち寄りの上、ご自分宛の一羽をお手に取ってご覧下さいますように…。

　それではまた明後日辺りに、再びお目にかかりますね。
　愛するマドモアゼル方。引き続き、どうぞ素晴らしい休日をお過ごし下さいますよう…！