まずは先週末から開始した通販にお申し込みを頂き、心からお礼を申し上げます（深々）。
　前回を逃して再開をお待ち下さっていた方々に加えて、ごく最近にご縁を頂いた方々（！）もいらして、送り出す本が北海道から沖縄まで、長い旅を経てお手元に届くのだと思うと、すごくすごく幸せです。
　再開してほんとによかったー♪

　臨時通販は、今週末２８日（日）で終了となります。
　来年５月のイベントには充分持参できる在庫数ですが、その後の新刊通販時には、もしかしたらなくなってしまうかな…という感じですので、「んじゃ今のうちに！」と思われた方は、どうぞご遠慮なく青鳥をお送り下さいますように。（もいちど深々）


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　さて、その来年５月の新刊でございます。
　先だっての美しい秋の週末、粛々と編集会議を催すために、蓬莱の名画師・日さまと鎌倉にしけこんで参りました。…そんな大義名分がなくたって、すきあらばご一緒して遊んでいるではないか！
　という内なる蒼猿の突っ込みはさておき、普段は５分で済ませている打ち合わせを、名だたる文豪が愛したかの地に一泊して英気を養い、せめて１５分くらいには延ばしてみようではないか！という大志を掲げたこの計画。著名な劇作家が通ったという老舗喫茶店に席を占め、真剣に打ち合わせて参りましたとも。
　……そして５分ですがすがしく終了。

　「挿画をお願いしたいのはこれこれ、後はこの中から好きなのを選んで下さい」
　「了解。んじゃ、決めたら後でメールします」
　「例によって好きな場面を好きに描いてくれていいからね」
　「うん、分かってる。ところで明日はどこに行こうか？」（以下脱線して戻らず）

　……これでどうして毎回呼吸が合うのか、当人たちにもさっぱり分からないのでございます。

　しかしながら鎌倉に満ちる秋の霊気は、我が煩悩をもばっちり満たしてくれました。
　瑞泉寺の早い紅葉を眺め、江ノ島の岩道をそぞろ歩き、長谷の谷奥から海を見下ろすその中で、何だかよく分からない衝動がふつふつと湧いてきて、「よっしゃ！書くぞー！」と勢いよくキーボードを叩き始めた帰宅後の夜。
　年内に書き上げられればいいかな…などと考えていた２つ目の書き下ろしが、もう終了直前です。
　恐るべし、鎌倉の霊気。


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　という次第でして、愛するマドモアゼル方。
　次回新刊のタイトルは、『Decalogue/デカローグ』。収録作品は全部で９つ、そのうちの２つが書き下ろしでございます。（残り７つにもがっつり全面改訂を）
　この２つがまたむっちゃ長く、『青鷺火』よりも字数が多いので、サイト更新に換算すれば、それぞれ全５章分の長さといったところでしょうか。
　それぞれのタイトルは、『告陵使』、そして『地に満てる我等の』となっております。

　……そして懸案のページ数なのですが、文句なく過去最多。
　日さまにお渡ししたラフ案には「１８０頁前後」と記したのですが、「ということは確実にこれ以上だねー！」と大笑いで看破されたとおり（涙）、現在そんな数字はとっくにすっ飛ばして増量中でございます。
　本は今までにも作ってきましたが、これほどぼんぼん景気よく増量していくブツは初めてです。
　これじゃまるで枚数制限を忘れた番町皿屋敷ではないか。
　と頭を抱える晩秋の夜＠「いちま〜い、にま〜い、よよよ…」なのでした。
　
　ですが、書くって楽しい！　やっぱり本当に楽しい！！
　と皆さまにはすでに「耳にタコも大ダコだよ」な台詞を噛み締めつつ、現在大喜びで改訂＆書き下ろしに没頭しております。この精進潔斎が明けて通常更新に戻るまで、もうちょっとだけ時間を下さいね。
　その分、新しい本が少しでもいいものになるよう、力を尽くしたいと思います。そうしてできたものを携えて、また来年の５月にはイベント会場でお逢いできたらいいなー！と、今からとっても楽しみなのです。
　よーし！がんばろう！（喜）


　という次第でして、心から愛するマドモアゼル方。
　新刊のあれこれをお届けしたところで、麒麟は再び夜食片手に煩悩シアターへと戻りたく存じます。
　早いもので、もう１１月最後の週末。天気予報によれば、１２月は例年以上に寒くなるとのことです。愛するマドモアゼル方、どうぞ暖かくなさって、今週末もよい休日をお過ごし下さいますように。
　伏礼＆投げキッスとともに、金曜夜のご挨拶を申し上げる次第でございます。XXX。

　

　今夜はなんと冴え冴えした月が昇っていることでしょうか、愛するマドモアゼル方！
　良いことや美しいものは好きな人と分かち合いたくなるのが恋である、とするならば、今夜金曜の月を見上げて反射的にマドモアゼル方を想ったこの心は、嗚呼！恋以外のなんであろうか！
　としみじみ感じ入った次第でございます。……てへ（照）。


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　改めまして、ごきげんも煩悩も大変麗しゅう、愛するマドモアゼル方。
　まずは本日、正面玄関に新しい風景のお届けでございます。どうぞこの風景をクリックなさり、「煩悩シアター・番外編」の中へとお入り下さいませ。
　こちらは先日の放浪から「皆さまにお見せしよう！」と切り取ってきた風景のお土産＠ロマネスク彫刻編でございます。これらの柱頭彫刻に文字通り魂を奪われてしまい、双眼鏡を掲げて朝から晩まで上を見上げ続けていた挙句、翌日ものすごい首痛＆肩痛に見舞われてベッドから起き上がれませんでした。

　そして本日はもうひとつ、臨時通販のお知らせを。前回お話ししたように、５月の新刊の通販でございます。
　期間は１１月１９日（金）から２８日（日）まで。「前回逃しちゃったのよ！」「終わった後でここに辿りついたのよ！」という方がいらっしゃいましたら、必要事項の３点セットをご記入の上、どうぞご遠慮なく青鳥をお送り下さいませ。
　欲しいと思って下さる方のお手元に本をお届けできるのは、いつでも本当に大きな喜びです。短い間ではございますが、不肖煩悩麒麟、しっかりと対応させて頂きまする！


　まだPCに向かう手元がかじかむほどではないものの、朝夕が随分冷え込んで参りました。
　愛するマドモアゼル方。紅葉狩りに行楽に、はたまた食欲の秋に、どうぞ今週末もゆったりと良い休日をお過ごし下さいますように…。XXX。



　追記：
　前回、「本格的な精進潔斎＠新刊準備に入る前に」などと申し上げたのですが、そもそも本格的とは何のことなのか、今ひとつ分かっていないことに気づきました。
　こちらはただ今、２つの書き下ろしの１つをすでに書き終わり、２つ目を進めている真っ最中。本のタイトルも収録作品も、はたまた脳内デザイン案もすでに決まっておりますので、次回辺りに障りのない程度に詳細をお届けいたしますね。
　……しかしながら、愛するマドモアゼル方。
　全体の骨組みをがっつり書き留めてスタイルシートに流し込み、ページ数もこれで決まり！と万全の体勢で臨んだはずの初稿なのに、書けば書くほど最後のページが遠ざかっていくというのはこれ如何に。
　冴えた月を見上げて遠い目になる霜月の夜でございます。
　
　

　先週末の更新を体調不良でお休みしてから蓬莱オフィスがぐぐっと立て込んだこの一週間。
　……何が言いたいかと申しますと、その間皆さまにお逢いできなかったことが、自分でもちょっと驚くくらいに寂しかった。ということです。
　
　……うむ。覚悟していたとはいえ、改めて綴ってみると、やはりものすごく照れるのでございます（照）。


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　改めまして、ご機嫌大変うるわしゅう、愛するマドモアゼル方！（もちろんムッシュー方も！）
　本日はまず何より先に、『蓬莱芥瑚生息調査・リターンズ』報告書、その完結のお届けでございます。
　ご参加芥瑚方が惜しみなく注いで下さった情熱に報いるべく、過去最長となったこのレポート。蜃気楼が立つような暑熱の記憶とあっては、霜月の今、あるいは新鮮な気持ちでご覧頂けるのではないかと思いつつ、深い感謝を込めてお送りする次第です。
　愛するマドモアゼル方。夏の大祭の余韻を、どうか最後までお楽しみ頂けますように…。


　そしてちっちゃなお知らせを。
　５月の新刊の通販は、あらかじめお知らせの後、８月で終了したのですが、その後も幾つかお問い合わせを頂いておりました。ですので、次回新刊のための本格的な精進潔斎に入る前に、短期間ではあるのですが、通販再開のお知らせでございます。
　期間は来週の金曜日から、おそらく一週間ほど。在庫は『R in B』一種類のみとなるのですが、ご希望の際には、どうぞご利用下さいませ。
　来週の金曜日に通販ページを更新いたしますので、詳細は後日そちらをご覧頂ければ幸いです。


　今年は本当に秋と呼べる季節がなかった…と思うのですが、かつてポリバケツと呼ばれた我が胃袋はさにあらず。「誰が何と言おうと、今は食欲の秋なのだ！」と主張して、当社比３割増しの勢いでカロリー摂取に励んでおります。
　そして我が堂室には体重計がありません。……正確な体重を知るのが恐怖だから、でございます。

　ささ、愛するマドモアゼル方。夜は暖かく安楽になさって、どうか今週末も良い休日をお過ごし下さいますように。久しぶりのご挨拶に愛を込めて、週末のXXXをお送りいたします。