大阪から無事に帰宅し、ただ今日付を回った深夜の１時でございます。
　ああもう、今回も本当に、どんなにどんなに楽しい一日だったことか……！

　会場までいらして、本をお求め下さったマドモアゼル方。
　いつもサイトを見ていると仰って下さった方々も、今までの大阪参加を通して存じ上げるようになった方々も、ご来場叶わず使者にラブレター（！）を託して下さった方々も、東京と大阪の両方にお越し下さった（！）方々も、恐るべきお手際で撤収を手伝って下さった（！）方々も、お逢いできて本当に嬉しかった…！
　休日の時間を費やしてお越し下さったこと、忘れがたいひとときを下さったこと、改めて心からお礼を申し上げたい気持ちでいっぱいです。

　楽しかった一日の充足感に満ちて、最終から２本目の新幹線に乗り、こんなに楽しいと、帰るのが何だか寂しくなっちゃうな…としょんぼりしつつ、帰り際に買った夜食のたこ焼きを２箱食べ終わったとき、「そうだ！これから帰ってサイト上でご挨拶＆通販開始なのだ！」と思ったら、途端にまたまた嬉しくなりました。
　東京のイベントでも楽しい時間を過ごし、大阪に行っても帰るのが寂しいくらいに楽しく、でも戻ってくればまた多くの方々とモニターを通してお逢いできるという喜び。
　一人では決して味わうことのできない、そうした時間を与えて下さる方々に、やっぱり改めて、深い感謝をお送りしたいと思うのです。

　
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　そして本日は、トップから通販ページを開いて参りました。
　ご注意はただひとつ、「（１）お名前　（２）ご住所　（３）本の名前」の三点セットの記入をお忘れなく！　ということだけでございます。送信前に今一度、お確かめ下さいますように…。
　
　今回の新刊製作に当たっては、昨年の夏（！）からモニター越しに見守って下さっていた方々もおいでかと存じます。折りに触れて励まして下さったことが、本当に大きな力になったことを、感謝とともに改めてお伝えしたいと思います。
　通販を再開し、ご希望下さる方々のお手元に本が届くことで、５月の幸福なイベント月間も無事に終了することになります。お手元に届いた暁には、どうぞお楽しみ頂けますように、心から願っています。

　

　 東京のイベント後、再びばたばたし始めた蓬莱オフィスの仕事に追われ、日課の夜食をついつい怠っていたところ、早朝４時頃になると、完全な飢餓状態で目が覚めるようになってしまいました。
　そういえば記録によるとここ数年、何ミリかずつですが、身長が伸び続けているようにも思います。
　……天にまします煩悩の神よ。
　もしかすると、わたくしめはまだ成獣していないのでしょうか？　身も心も立派なマウンテンゴリラだと思っていたのに？？


　と首を傾げながら一日５食に励んでいるうちに、早くも大阪行きの週末が迫って参りました。
　おお、関西芥瑚なマドモアゼル方！　日曜日にはイベント＠インテックス大阪で再びお目にかかれるのだと思うと、心はすでにたこ焼き三昧でございます。
　逸る気持ちと煩悩を抑え、少々くり返しになるのですが、ここにご案内などさし上げたく存じます。


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　スペース番号は、４号館・Ｎ ６０a。サークル名は「天山慶路」。
　持参する本は、新刊・『樹の組曲・番外編』と、再販・『書簡集／恋文』。（既刊・『組曲／Our Music』はＳＣＣで完売となりました）

　１）　先日の雑記でご案内したように、新刊には自作の慶国地図をおまけとしてさし上げております。

　　　　　　　　　　　　　　　　


　２）　また、過去の表紙用紙（候補を含む）を使って作成したしおりも、合わせてさし上げております。

　　　　　　　　　　　　　　　　


　３）　そして例によって例の如く、御璽という名のハンコも持参いたします。ご希望の方がいらしたら、
　　　「ハンコ下さーい！」とお声をどうぞ♪　（東京のイベントでは、新刊の中表紙にちょうど御璽サイズの
　　　スペースを発見なさり、「ここがベストポジションです」と爽やかに捺印をお求め下さった芥瑚もいらっ
　　　しゃったのでした（笑））
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　実はこのハンコ、かつて関西芥瑚から頂戴した宝重なのでして、故に大阪のイベントに行くことは、ハンコにとってはいわば里帰りでもあるのでございます。
　……そりゃー大阪に行くのが、麒麟も嬉しいはずでございます。しみじみ。

　
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　そして通販をご希望下さる芥瑚方。
　大阪から帰宅した日曜の夜、１７日の深夜（もしくは日付変更線を少々越えた頃）に、新刊を含めた通販を再開する予定でございます。
　これを持って一連のイベントが本当の意味で終了したことになりますので、日曜の夜、準備を整えて再び虚海を渡って参りますね。
　関西芥瑚のお歴々。日曜日にお目にかかれることを、遠足前の子供のようにわくわくと楽しみにしておりますねー♪


　そして遠方にお住まいのマドモアゼル方。
　日曜深夜に再びお逢いするまで、両親宅のおもてなし部門・お客さま係担当、不肖もなかが謹んでお相手を勤めさせて頂きまする。

　『動物のお医者さん』という漫画をご存じでしょうか、愛するマドモアゼル方？

　何を隠そう、わが妹がこの作品の愛読者なのですが、「この中にシーザーっていう犬が出てくるんだけど、なんだか姉に似てるんだよねえ」と申すのでございます。
　聞くところによればシーザーとは、犬ぞりレースに情熱を燃やす生粋のシベリアン・ハスキー。威勢の良さは折り紙つきで、「オレはやるぜ！オレはやるぜ！」とそりを引いて突っ走るだけでは飽き足らず、予防注射を受けに行った先でも、「オレは物足りないぜ！オレは物足りないぜ！」と暴れながら、飼い主に羽交い絞めにされて去っていく…という、つまり何と言うかとってもコメントに困る犬なのだとか。

　どこが似てますねん！と憮然としつつ、「そういえばこんなことを言われまして…」と蓬莱の名画師・日さまにお話したところ、数秒の沈黙の後、麒麟をじっと見つめながら、日さまはゆっくりと頷かれました。
　「……うん。すごく似ていると思う」

　――そうですね、マイ・ディア。
　思い返せば昨年の夏、「『樹の組曲』で書かなかった話があるんでしょ？　なら書きましょう？　５話くらいまとめて本にしちゃいましょう？」と今回の新刊が生まれるそもそものきっかけを作って下さったあのときのあなたは、熟練の犬ぞり使いも顔負けの鞭さばきで、シーザーをその気にさせて下さったのでしたね。
　……しみじみ。


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　 しかしながら、「んじゃシーザー的なところは皆無なのか？」と問われれば、一部ではあるがそんなところも　確かにある……という自覚はある。
　それは何かと問われれば……それは……

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　キリ番オークションだ！！！

　という次第でして、愛するマドモアゼル方。
　イベント月間のはざまである本日は、次回キリ番設定のために、粛々と虚海を渡って参りました。
　次回キリ番オークションの数値は、９００，０００打でございます。

　季節は心地よい新緑の初夏、前回リクエスト作品もほぼ完成し、お日柄も煩悩もまことにマーベラスでございます。
　胸に秘めたるパッションをお持ちのマドモアゼル方。どうぞご遠慮なくご参戦の上、貴女の麒麟と煩悩シアターに新たなる種をお与え下さいますよう、心から申し上げる次第でございます。
　深々と伏礼。

　……がしかし、９０万（！）という途方もない数字を前にいたしますと、さすがのシーザーも愕然と我に返り、「か、数え間違いじゃないだろうか…」と意味もなく右往左往してしまう昨今なのでした。
　もいちど深々と伏礼。


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　昨夜には大阪の会場に向けて、本を詰め込んだ箱を発送いたしました。週末には新幹線に乗り、日曜にはインテックス大阪へ参ります。
　西の地でお目にかかる芥瑚方！　もうすぐ会場でお逢いいたしますー♪（←すでにカウントダウン中）


　ＰＳ：　青鳥を下さったマドモアゼル方。後ほどサロンへとお返事青鳥をお届けいたします。ご自分宛の
　　　　　一羽、さくっと捕獲をばお願い申し上げますー♪

　

　４日のＳＣＣには、多くの方々においで頂いて、本当に幸せな一日になりました。
　１年ぶりのイベント参加、お久しぶりの芥瑚方も、通販を通して存じ上げていた方々も、それからイベント自体に初めていらして下さった方々もいて、改めて心からお礼を申し上げたいと思います。
　お逢いできて、本当に嬉しかったー！！！
　目が合うと、「…あなたがうちの麒麟なのね？」と言いたげに（そして恥ずかしげに）にっこりして下さる方々もいらして、ばたばたしていなければ、少しでもお話しさせて頂くことができたのに…！と、今も贅沢なため息を禁じ得ません。
　来週末には大阪に参ります。ＳＣＣに比べると、少し規模が小さなイベントになりますので、「いつもこんにちは♪」の方々も、これまでモニター越しにだけお目にかかっていた方々も、どうぞお気軽にお声をおかけ下さいませ。
　イベント参加の最高の喜びは、いつもはＰＣを隔ててお逢いしている方々と、リアルでお目にかかって言葉を交わせることなのです。


　　　　　　　　　　　　　　◇　　　　　　　　　　　　　　　　　◇　　　　　　　　　　　　　　　　　◇


　 そして今回のイベントで今も重く心を塞いでいるのは、帰宅後のＢＢＳでもお知らせしたように、「搬入した本が、新刊を含めてほとんど午前中で完売してしまった」ということです。
　残りの冊数を確認しつつ、「…こりゃまずい…」と青ざめながら、おいで下さった方々のうち、比較的無理をお願いできる方々には、「ごめんなさい、後で速攻郵送しますから、今日は何とぞ堪えて下すって！」と平伏に平伏を重ねて在庫の確保に励んだのですが、まったく間に合いませんでした…。

　休日の時間を使って、遠い会場までわざわざいらして下さったのに、本をお渡しできなかった方々。
　ブースの前に立たれた笑顔が、「…えっ！」と絶句に変わった表情や、がっかりなさったご様子を思い出すと、もう今でもいたたまれない気持ちに駆られます。
　本当に、本当にごめんなさい。

　イベントの後は、「客人として来たはずなんだけど、仕方ないから撤収作業まで手伝ってあげましょう」となってしまわれた方々と珈琲＆酒席をご一緒し、「いえ、搬入数は充分すぎるほどだったはずなのです…！」と懸命に説明を試みたのですが、あっさり論破された挙句ぼこぼこに説教を喰らいました。
　女仙は麒麟に遠慮がない、というのはまったくもって事実です。


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　今週末には大阪の会場に本を送り出すことになっています。その分を差し引くと、明らかに通販に不足が生じる…という可能性が見えて参りましたので、覚悟を決めて早々に再販をかけることにいたしました。
　「今回は再販しない」という当初の心積もりが、かくもあっさりと覆った今、アナリスト＠蓬莱オフィスの辞職の危機まで見えてきたような気が、いたします…（涙）。
　そして、既刊『組曲／Our Music』も、東京のイベントを持ちまして完売となりました。これまで通販・イベントを通してお求め下さった方々に、改めて心からお礼を申し上げたく存じます。
　会場で本に添えてお渡ししていたしおりも、残りわずかになりましたので、大阪のイベントまで時間を見つけて作成し、会場に持参いたしますね。

　この失態さえなければ、本日は意気揚々と次回キリ番オークションの設置（！）を予定していたのですが、ここは猛烈な反省とともに自粛して、週明けに改めて虚海を渡って参ります。
　ＧＷ明けは木曜からお仕事だった方々も、あと少し休暇が残っている方々も、どうぞ良い週末をお過ごし下さいますよう、深い感謝とお詫びを込めてご挨拶申し上げます。


　ＰＳ：　イベント前後に青鳥を下さった方々。サロンへとお返事青鳥をお届けしております。どうぞご自分
　　　　　宛の一羽を捕獲なさって下さいますように！

　

　週明けにはのほほーんと虚海を渡るつもりだったのが、新型インフルエンザの余波を受けて蓬莱オフィスに逆さ吊りでございました。
　直接に関係する仕事ではないものの、「風が吹けば桶屋が云々」の逆パターンなのでして、いや、こうしてこの世界と時代に生きている限り、そこに起こる事象の何ひとつとして自分に無関係ということはないのである…とギネス片手にしみじみ思ったことでございます。
　…なーんて殊勝なことを言いつつも、「４日にも休日出勤してくれ」などと言われようものなら、その場でデスクをひっくり返して大暴れしていたところなのですが。

　……こほん（照）。


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　しかるに、愛するマドモアゼル方！
　今日からはいよいよ５月、イベントもわずか３日後に迫って参りました。ひゃっほう♪
　という次第でして、まずは新刊のおまけのご案内をさし上げたく存じまする。


　１）　地図＠『樹の組曲・番外編』
　　　　　新刊の収録作品の舞台が、ほぼ慶国全土に渡っているため、自作の地図を小さな付録として
　　　　　作成してみました。以下のように、地図に加えて各地の気候・風土などの説明が添えてあります。

　　　　　こちらは通販で同書をお求め下さる方々にも、もれなく同封してお送りいたしますね。



　２）　しおり＠過去の本の表紙用紙
　　　　　新刊を作成するときには、候補の用紙を何枚か購入して、その中から最も好ましい色と手触りの
　　　　　一枚を選ぶことにしております。そうして手元に集めた紙を使って、しおりを作成してみました。

　　　　　いろいろ研究した結果、表面にはすべてクリアシートを貼り、好みでお選び頂けるように紐つきと
　　　　　紐なしをご用意しました。デザインはひとつずつ異なりますので、お好きなものをどうぞ♪
　　　　　使用した紙は、どれも今までの本の表紙に使ったものと同種の紙です。（たとえば右の二枚は、
　　　　　『書簡集／恋文』（再販）、真ん中の緑は『樹の組曲・番外編』の表紙とお揃い）
　　　　　時間を見て作りためてきましたので、数も少しばかり揃いました。東京・大阪のイベント会場だけで
　　　　　なく、通販お申し込みの方々にも先着順で同封いたしますね。



　３）　御璽という名のハンコ
　　　　　かつて関西芥瑚のお一方から賜った宝重、「天山御璽」。例によって例の如く、今回も会場に持参
　　　　　いたしますので、ご希望の際には「ハンコ下さーい」とお声をどうぞ。ご希望の箇所に「ぺしっ！」と
　　　　　謹んで押印させて頂きまする。

（天山御璽＠ほぼ実物大）

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　丸々１年ぶりにイベントに参加して、皆さまにお逢いできるのが本当に楽しみでなりません。
　ＧＷの休日を割いてブースまで来て下さる方々に、少しでも楽しんで頂けたら…と思っています。当日は、よろしければどうぞお気軽に、貴女の麒麟＠マウンテンゴリラにお声をおかけ下さいますように…。

　それでは、愛するマドモアゼル方。ご来場予定の方々も、遠方にお住まいの方々も、どうぞよい黄金週間をお過ごし下さいませ。
　月曜日、会場でお目にかかれることを心から楽しみにしておりますねー♪